今回は「SM調教」という大きなテーマについて書きたい。
内容は安全性と同意に重点を置き、18歳以上の読者を対象とする。
SM調教はパートナーシップ、信頼、お互いの快楽を大切にする高次元のコミュニケーションであり正しく行うことが求められる。
以下は、SM調教についての基本的な情報と初心者向けの実践方法についてのガイドと思って読んでほしい。
SM調教:安全性と信頼が鍵
SM調教はセクシャリティと快楽に関する興味深いトピックだが、その安全性についてはうたうだけではなく実践できることが肝要だ。
SNSなどを見ていると綺麗なSM論が沢山発信されているが、しっかりと安全性について学んだことのある男性は残念ながらほとんどいないだろう。
この繊細な関係はパートナーシップと信頼に基づき、お互いの願望と制約を尊重することが重要となる。
この記事では、SM調教の基本的な考え方と安全な実践方法について説明していく。
同意が必要
SM調教を行う際、どちらのパートナーも明示的な同意が必要です。
例えばどのようなプレイが双方にとって受け入れ可能であるかを確認し、主従としてどのように行動するかについて合意を得る必要がある。
同意がない行為はただの暴力行為となり、場合によっては法的な問題を引き起こす可能性もある。
リスクは男性も女性も同じだけあると思っていた方が良いだろう。
セーフワードの使用
セーフワードはSMセッション中に使われる言葉もしくはサインで、調教を中断したい時に使用する。
セーフワードについては当然使い慣れていないため抵抗があるかもしれないが、一度調教に入ってしまうとNOが出せなくなってしまうM女は多い。
結果的に強いストレスを感じたり、SMが怖くなってしまう女性もいる。
セーフワードは「権利」であり、いつでもセッションを停止できる保証となる。
関係を持った時に男性側から提案がないようであれば、女性側から確認してみるのも良いだろう。
守るべき基本
改めて学ぶ機会はないかもしれないが、男女ともに以下のような内容に注意をしてほしい。
- 使用する道具やプレイの前に、安全な方法を学ぶ。
- 道具や材料の清潔さを確保し、感染予防を徹底する。
- 初心者は簡単なプレイから始め、経験を積む。
- 交感神経の刺激に注意を払い、血流や呼吸に影響を与えないようにしましょう。
- 体調不良を感じたら興奮していても即時中断する。
信頼とコミュニケーション
SM調教は信頼とコミュニケーションに基づいて行う。パートナーとはオープンで正直な対話を心掛ける必要がある。
お互いの欲望や制約を理解し、正しく実行し、安全性の確保を忘れてはいけない。
アフターケア
これは特に男性に向けて書く。
セッション後はパートナーに対するアフターケアが重要だ。
感情的なサポート、肉体的なケア、そしてポジティブなフィードバックが良好な関係を構築していく。
プレイ中に気持ちが入ったり盛り上がるのは当然なので、それ以外の時間の過ごし方にもケアが必要となる。
結論
SM調教は、安全性、同意、信頼が守られた特別な関係であるべきだ。
お互いが求めるパートナーシップを理解し、安全な方法で快楽を追求することが満足度と健康的な関係をより良いものにする。
主従関係は相手を見つけることがゴールではない。
相手を求めることに必死になり過ぎて本来の目的を見失わないよう注意しよう。